さくらさくら2009

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2006年6月14日 (水)

ゲーム版?「笑う大天使」

2006年6月14日(水)
都内の映画学校で試写会。

「笑う大天使」
原作:川原泉
監督:小田一生
主題歌:つじあやの
キャスト
司城史緒:上野樹里
司城一臣:伊勢谷友介
斎木和音:関めぐみ
更科柚子:平愛梨

映画公式サイト
製作会社のサイト
ハウステンボス撮影日誌

あんまり褒めてません。
というよりほとんど貶してます。ご自分の目で確認したい方はお読みにならない方がいいと思います。

去年ハウステンボスでロケ中というニュースを見て、公開が今年の7月になってたので、なんでそんなに公開が遅いのだろうと思っていたら…。
見てやっとわかりました。
CG。なのです。全編。それにだいぶ時間かけたようで。プレスシートによると約7ヶ月?!
冬場のロケで芝生や木立が全部茶色かったのを「緑化」したんだと。
う~ん、その労力と費用と時間はもっと他のことに使った方がよかったのでは??

全体的にゲーム画面のような、一種異世界の色彩をはなって、およそ川原泉のぽわんとしたイメージにはそぐわない。
一瞬試写室間違えたかと思った。同じ会場で3本くらい試写予定になってたので。
史緒さんのセリフじゃないけど、「なんであたしここにいるんだろう?」な気分。
最初の10分ばかり苦痛で苦痛で、退席したいという衝動を抑えるのに必死でした。

以下、完全ネタバレ、わたしのまったく個人的印象ですが。

これは、、、
はっきり言って映画じゃありません。テレビゲームです。
特に後半のアクションシーンは完全にゲームです。
監督さん、これが映画監督デビューらしいですがなんで普通にゲームソフト化しなかったんだろう?
この方がこのコミックが大好きで、自分の世界で表現したかったという気持ちだけは伝わってきました。
でもごめん、わたしの好みじゃない。
たぶん多くの川原泉ファンの好みでもないと思うけど、もしかしたらゲームオタクな川原さん自身はけっこう気に入ってたりして。

画面もダメだが、ファッションセンスもいただけない。あんな背中のあいたワンピース型の制服(- -)
ガーデンパーティのゴス・ファッション。メイド服の方がまだましだったかも。
主演の3人は猫かぶりという設定だからまあいいとして、周りのお嬢様方が全然板についていない。
お兄ちゃんの見合いの相手桜井さんも化粧はキャバイし、見るからに悪役顔なのは完全ミスキャスト。胸ポチも気になる。<どこ見とるんじゃい?
ほんとの悪役神父様が女性のシスター(レズって設定(笑))に変わってます。
怪力を得た3人の闘いっぷりはお見事ですが、最後に巨大化ってありえませんから。ゴジラかガメラの影響か?むしろソラリスだったりして(爆)

ちょっとはいいとこもみつけようか(笑)
個人的には原作の3人の中では和音さん(と俊介さん)が一番好きだったけど、史緒さんを中心にもってきたのはまとまりよく悪くなかった。
番外編「夢だっていいじゃない」のエピソードもあんまり効果的とはいえないまでもまあまあ成功。
主演の3人の女の子はがんばってました。特にコロボックルちゃん(平愛梨)はかわいくパイオニア庶民(笑)を演じていました。
あと、やっぱりCGなんだけど、犬のダミアンは原作どおりでよかったです。

それだけ?それだけ。

申し訳ないけど原作ファンにはまったくお勧めできません。
いつか時間がたったら「トンデモ映画」として笑って思い出せるようになるかもしれないけど、今はまだダメです。
まあ、そんなに期待してたわけじゃないけどね。
ここんとこ日本映画が元気だし、コミックの実写版映画では「NANA」とかも成功してるので、コミックの映像化自体に問題があるわけじゃないと思う。難しいことは難しいけど。

今週末は「デスノート」見る予定だけど、大丈夫かな。

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» 笑う大天使 [Cooレポ ながさきナビゲート]
長崎先行上映中~♪というコトで観てきました。当時の川原泉作品は大好きでコミックもひと通り持ってましたし。過去形なあたり…。でもまあ川原泉ワールドを実写化というのはそーとームツカシイのでは。と率直な意見。いくら演技派の役者さんでも特有の点目やにへら顔はねぇ。..... [続きを読む]

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