さくらさくら2009

  • 26 千鳥が淵の月
    この季節だけは日本人に生まれてよかったと思う。

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2006年6月13日 (火)

“ユナイテッド航空の災難”話。

先月米国旅行した友人からメールでもらった「悲惨な旅行記」があんまりおもしろかった(ごめん ^^;)ので、投稿記事として使っていいかと聞いたらいいよって言うので丸々掲載させていただきま~す。

シカゴ行きは、全日空というのでチケットを取ったところ、実際は提携便のユナイテッドで、話にはきいていたのですが、ききしにまさるヒドイ飛行機でした。

なんと、飛び立って間もなくのランチには、カップラーメンが出てきたのです!
しかもミニサイズのキツネラーメン(!?)、これは何物でしょうか??
せめてカップ麺にしても、キツネは、普通、うどんかそばでしょう!

最初、訳がわからなくてナンダコリャ状態で呆然としていたら、食べたい人はすぐにフタ開けておいて、お湯を注いでいただくのを待っていないとならなかったらしく、お湯はティーポットで配っていたので、てっきりお茶だと思っていたから、お湯もらわないと食べられないじゃないか、と気づいた時はすでに回収が来て、もうイーや、とフタを開けたカップ麺をむなしくそのまま返したのです。

ユナイテッドは、すべて食事の回収だけは異様に早いんですね、これが。
配るや否や、もう後ろから2人一組で、「フィニッシュ?フィニッシュ!」と叫びながら、
突っ走るようにして騒音たてながら回収車が来るので、息つく間もなくかき込まないと、間に合わない。
夕食は、味のついていないうどんの上にスライスビーフが数枚載っている、という代物で、乗っている肉食べたら、固まった素うどんの味気なさには閉口で肉の布団でしかないうどんはそっくり残しました。
アレは、“肉うどん”じゃなく、“肉布団”だったのです。
それでおこがましくもディナーというのですから怒る気力も失せるのです。

おまけに、パーソナルの画面が各シートについているのが、普通だと思っていたら、今時、大きな画面が壁に一つついているタイプの飛行機で、楽しみにしていた映画ももう見てしまった「キングコング」をずっとやっていて、全~然楽しめず。
なんか中国語の字幕ついていたのです。
キングコングは筋肉大猿か!?
それにあれは、別に何回も見たい映画じゃないデス。

帰りは、なんと、パーソナル画面付だったので、おお、その機種もあるんじゃないか、と喜んだら、なんと、窓側の通路席だったのですが、その窓側席全部、画面故障で、結局少しも映らなかったのです(怒)!

真ん中の席の人は映っていたのですが、満席で席移る事は出来ず。
機長がゴメンナサイのコメントしていたのですが、謝ったくらいで許すか、とぷんぷんしていました。
すると、損害賠償請求の用紙に記入して下さい、というので、ほお、そういう事なら、と記入して、よく英文を読むと、お詫びの補償は、ユナイテッドマイレージ!?
誰がユナイテッドでマイレージ登録なんぞしますか!!

太めおばさんスッチーが機内で入国カードの用紙を配っていたので、もらって書いたら、入国の際、入国管理官が日本人と確認すると、
「ア~、エ~、アナタワエイゴヨメマスカ~?」
とか言ってなんだかエイゴでごちゃごちゃ言い出すから、何かエイゴが充分読めないとモンダイがあって、別室に連れて行かれて身体検査か、このまま入国出来ずに強制送還か、とドキドキしました。

すると、あなたはビザを持っていないではないか、こっちのグリーンのに書き直せと言われて、グリーンの紙を渡され、列の後ろにすごすご戻って書き直ししたのです。
スッチーに渡されて書いた入国カードは、白い用紙で、ビザを持っている人用のだったらしい。
記入事項は、ほぼ同じで、違うのは用紙の色だけだったんだけどね。

だいたい、旅客の世話するのがスッチーの役目なのに、ユナイテッド・スッチーがいいかげんで不親切だからこんな目にあったのです。
入国カードに種類があるなら、機内で配る時に、普通確認してくれるでしょーが。
同じ飛行機に乗り合わせた日本人とおぼしき旅客が、のきなみ書き直しさせられていたから、責任はユナイテッドにあり、です。

事は、ユナイテッド航空の災難だけではないのです。
いまやアメリカは9.11以降、疑心暗鬼の国になり、その入国審査時には、全員残らず両手の指紋をグリグリと取られその上、顔写真まで撮られて、根掘り葉掘り、入国目的も聞くのです。

出国時は、もっと悲惨で、まずトランクには、鍵はかけるな、という。
かけてあったら、壊して開けるぞと脅されました。
鍵もかけない古いトランクを預けるのは、かなり不安です。
しかも、その不安は、後ほど語るように杞憂でもなかったのです。

出国検査では、上着から何から脱がされて、靴も脱がされて、それがまた長蛇の列のずいぶん手前から脱がされるので、皆、寒そうにしてうなだれて裸足で並ぶ長い列のまわりを
制服着た空港職員が、カツカツと靴音高く歩き回るさまは、どうも、昔のニュースフィルムで見たホロコーストの一場面そのまま、と思い当たって、憤然とした思いでした。

念入りな出国検査で、十重二十重の長蛇の列なのに、そのずいぶん手前から壁際の長テーブルに乗っているプラスチックボックスに着ているものは、みな脱いで入れろ、という追いはぎもどきの事を言う。
列の前の、背広姿のりゅうとしたビジネスマンが、アタッシュケースを箱に入れ、片手にかけていたコートを入れ、上着を脱いで入れ、ピカピカの革靴を脱いで入れ、腕時計を取って入れ、そこでおしまい、と思ったら、ベルトも取れと指図された!
しまいにズボン押さえて、とても情けない姿になってしまいました。
中には、シャツも脱げと言われて、下着姿の男性も居たのです。
どうやら中の見えないポケットのあるものはアヤシイと思われるらしい。

これは集団セクハラです。
追いはぎか、ホロコースト風じゃなくて、いっそのこと、赤い照明でも当てて、「Taboo」でも流したら、かえってなごやかになっていいんじゃないか、と思ったものです。

私自身は、手荷物すべて箱に入れ、コート、上着を脱がされて、Tシャツにズボンでした。
靴は仕方なく脱いだのですが、空港の床は、決してみがいたようにキレイというわけではありません。
機内用にゴムゾーリを持っていたので、これなら良かろう、と履き替えて、検査ゲートまで進むと、なんとそれも脱げ、というではありませんか。
ゴムゾーリに刃物なんぞ仕込んだら、履いてる本人が血まみれになってるでしょーが!
という突っ込みも出来ず、長蛇の列で、やっときた順番で、出発まで20分切っていましたし、やむなく脱いで検査機のベルトコンベアーに乗せました。
ピンポン鳴って、あれやこれや、体さぐって鍵やら何やら取り出している人物を横目にようやく検査ゲート過ぎて、向こう側に行くと、脱がされた手荷物の箱は先に到着していましたが、ゴムゾーリが出て来ない。
どうやら怪しまれて、念入りに検査されているらしい。
後ろに並んでいたアメリカ人夫婦がもう出てきて、一同見守る中を検査機内のベルトコンベアーからそろえられたゴムゾーリだけが静々と出てきて、それを見て、アメリカ人夫婦が指差して爆笑していました。
そこで、憤然とゴムゾーリひったくって、出発ゲートに向かったのでした。

というわけで、ゴムゾーリまでもアヤシマレル国になっているので、、
アメリカ行く方は要注意なのです。

帰国時、成田で、荷物の出て来るのを待っていると、
なんと!
フタと底と見事に真っ二つに割れたトランクのフタ側だけが、箱に放りこまれて出てきました。
マジックで書いた汚い字で、
「×○□△トモヨさま、ユナイテッドの職員までご連絡ください」
と書いた紙がペタリと貼ってあるのです。

鍵かけるななのに、なまじ鍵かけてあったから壊されて開けられたのか、それにしてもフタと底を2つ割りとは、すさまじい、と背筋が寒くなる思い。
それでなくとも、扱い荒いし、鍵かけられぬ古いトランクはこうなってもおかしくない、という見せしめで回ってきているようで、自分のは、果たして無事に出て来るのかどーか、出てくるのを確認するまでは、それはもう気をもんだことでした。
しかし、古いトランクは、けなげによく扱いに耐えて、無事回収出来たのは幸いでした。

「×○□△トモヨさま」にしても、連絡したって、せいぜいユナイテッドのマイレージサービスとかで、我慢するしかないのであろう、と推測されて、お気の毒としかいいようがありません。

このユナイテッドの災難は続きがあり、
昨日、ユナイテッドから封書が届いて、開けてみると、200ドルの旅行券(!)なるものが入ってました。
ただし、使えるのは、ユナイテッド航空を使った旅行でのみ。
しかも、来年2007年の5月末日までの期限付き。

全部英文で、ダラダラと、これで、私たちの謝罪を受け入れてほしい、みたいな事が書いてありました。
12時間、映画も何もない仕打ちに耐えましたからね。
で、マイルなんぞ、いらねーョ、というような事を書いたからだけど、なんだかねえ、旅行券なんてかえってわずらわしい。
だって、200ドルといっても、使うならまたユナイテッド使わなくてはならないわけで、そんなのイヤです。(キッパリ)
現金でよこせと言ってみるとか、
見られるはずだった映画作品のDVD全部よこせとか。
なんて、結局は何もしないと思う。

というわけで、やっぱり謝罪もハズレのユナイテッドは、もう2度と使わないのです。

最後まで気の抜けぬヒドイ旅で、
悲惨な体験でした。

○~さん(伏字になってないし)、キツネラーメン食べそこない、筋肉大猿三昧に、ホロコースト体験までお疲れ様でした。スーツケースが無事だったのは不幸中の幸いでしたね。
皆さんも米国旅行するときは気をつけましょう。<何を?

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コメント

えーっ?! これ実話ですか?(笑)

実話ですよ~。まじでまじで。

悪名高いワーストウェストが、まともに思えてしまうサービス振りですね(^_^;)


キョーレツな旅の思い出ですねえ。
アメリカの航空会社って、なんで、あんなにサービス悪いんでしょう。
私も、ハワイに行った際、ノースウェスト航空のエンジントラブルで2時間も暑い狭い機内で待機させられた上(エンジンが止まったのでエアコンも止まりました)、水しか出てきませんでした。

わたしもこれ読んで、○ースウェストでもここまでひどい目に遭ったことないなと思いました(笑)
夕月さんも大変でしたね。
そうか、ハワイもアメリカだ ^^;

アメリカ、もう20年以上行ってないし、もしかしたらもう一生行かないかもしれませんが、万が一の際は航空会社は慎重に選んだ方がよさそうですね。しかしどこを選べば…。

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