さくらさくら2009

  • 26 千鳥が淵の月
    この季節だけは日本人に生まれてよかったと思う。

最近のトラックバック

« 本日のレディス4でシザー映像 | トップページ | シザー、ラストウィーク »

2006年8月25日 (金)

三度目の正直

P1010200 P1010199_1  やっと最初から最後まで見られました~(感涙)
ごめんなさい、キャスト表またズルしていいですか。

以下、千秋楽後の追記だったりする ^^;;

ちゃんとした感想書けないのでメモ的に。

全体的には美しい小品といった感じ。サドラーズで初日と千秋楽をキャンセルさせた大掛かりなセットって何??

踊りが少ないとは聞いてたけど、これほどとは…。マシューらしいエネルギッシュで緻密な群舞が見られず残念。メリー・ポピンズでは鳥肌立つほど感動したのになぁ。群舞こそマシュー・ボーンの真骨頂なのに。

ラストが少し変えてあっただけで、基本的に原作映画に忠実な作りなのは、ティム・バートンへのオマージュといえば聞こえはいいが、正直言って物足りない。マシュー・ボーンのオリジナリティをもっと詰め込んでもよかったのでは。

前にどこかで書いたかもしれないけど、マシュー・ボーン作品につきものの「痛み」と「毒」が感じられなかったのが個人的には致命的。

主演の若い二人はがんばってたと思うけど。どっちかというとサムの方が好みではある。

今日のエドワード(サム)とキム(ハンナ)の組はよかった。傷つきやすく繊細なエドと、同じくナイーブでちょっと天然ちゃん(笑)のハンナ。純粋な恋心。かわいいカップルでした。

他のキャストでよかったのは何と言ってもエタ・ママです!
もう~~~~、超キュート、かわいい、かわいい♪
小太りに見えるのは下に何か入れてるのか、それとも本物?(笑)
エドワードを発見したときのリアクションがすごくいいです。
最初は手に何か「凶器」を持ってるのかと思ってびっくりもし、怖がりもするんだけど、それが外せないものだと気がついてからは、エドワードのことを心から可愛そうに思うのね。普通こうはいかないと思う。これでママが無垢な魂の持ち主だってわかる。絵空事?
そうかもしれない。
でもこの場面、何度見ても胸をつかれて涙出る。
マシューがお勧めのトピアリーの場面より、氷の彫刻場面より、ラストシーンより何より、この場面が好きです。

もうひとつ、書いておきたいこと。ラストシーンに残されたハサミ。
これを見てわたしは、アンデルセンの「スズの兵隊」を思い起こしました。
小悪魔の意地悪で紙の踊り子と一緒にストーブで燃えてしまった一本足の兵隊。記憶に間違いがなければ、朝ストーブの灰を掻き出したメイドさんがハート型の塊を発見して「これって兵隊さんの魂よ」と言う。
エドワードの魂がハサミの形で残ったのか、ハサミに宿ったエドワードの魂が人間の少年の姿で現れたのか、何かそんなファンタジーを彷彿とさせる、見る人の想像の余地を残す美しいラストシーンだったと思います。

よかったんだけど、わたしがマシュー・ボーンに期待する物語やダンス表現のレベルには惜しくも届いてない、っていうのが正直な感想かな。
ごめんね、マシュー。

« 本日のレディス4でシザー映像 | トップページ | シザー、ラストウィーク »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三度目の正直:

« 本日のレディス4でシザー映像 | トップページ | シザー、ラストウィーク »