さくらさくら2009

  • 26 千鳥が淵の月
    この季節だけは日本人に生まれてよかったと思う。

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2006年9月30日 (土)

雨!雨!雨!

え?カテゴリー違うだろって?

見てきたのは、

オレステス
シアター・コクーン
作:エウリピデス
翻訳:山形治江
演出:蜷川幸雄
出演:
オレステス:藤原竜也   
エレクトラ:中嶋朋子 
ピュラディス:北村有起哉
ヘレネ:香寿たつき   
メネラオス:吉田鋼太郎
アポロン:寺泉憲
テュンダレオス:瑳川哲朗

なんですけど…。

いきなりどしゃぶりの雨。雨。また雨。
雨用のパイプは2階席からは見えなかったけど、床面の水の落下点からするとおそらく2本。
じゃんじゃん降って床を流れて舞台縁の排水溝に流れ込むので、舞台からあふれる心配はなし。

これ見てまっさきに思ったのは、

あら、これならアダムの「雨」できるじゃん。

ってこと。

ごめんなさい、蜷川さん。ごめんなさい、藤原くん。

だってこんなに雨降ってる舞台セット初めて見た。
セリフをかき消すくらいのざんざん降りなのよ。
「危険」でも雨は降ったけど、ちょっとだったし、流れなかったからね。

本題に戻って。

ギリシャ悲劇初めて。蜷川さんの舞台見るの、28年ぶり。
というわけで、見る前かなり不安だったんだけど、始まったらそんな心配は無用と判明。

長セリフの丁々発止のやりとりは迫力があり、早口だけど聞き取れないとか意味不明とかいうことは一切なし。これはお芝居として当たり前みたいだけど、意外とこのレベルに達してる舞台は少なかったりする。とにかくすべての役者の声が力強く、明晰で、伝わる。
物語としては、感動して泣いたり、共感してしみじみしたりするような、心に訴えるお話ではないけれど、何か力技でねじ伏せられたって感じ。
ギリシャ悲劇ってこういう感じなのかな?

ちなみに昔見た唯一の蜷川芝居は、シェークスピア劇なんだけど、主役が明らかな力不足ではっきり言って失望した。蜷川さん自身も「失敗作」だと言ってるくらいなので、比べてもどうかと思うけど、今回はキャストがずっとよかった。声が安定してるって、それだけで貴重。
特に藤原くん(オレステス)と吉田鋼太郎(メネラオス)の掛け合いはリズムといい、タイミングといい、絶品でした。

で、見終わって最初に思ったことは、

あっきー、来年だいじょうぶかな?
(結局それかい)

ごめんなさい、蜷川さん。
あのレベルまで引き上げてもらえるのを期待していいでしょうか?よろしくお願いします。
っていうか、あっきーががんばれ。灰皿はうまくよけるように。(違)

P1010288 終幕近くに突然客席に現れた黒子のみなさんがばら撒いてたチラシ。これももちろん演出なんですが。アメリカ、パレスチナ、レバノン、イスラエルの国旗と国歌でした。セリフの中にも「殺人の連鎖を断ち切らないと」みたいなのがあって、さりげなく、あくまでもさりげなくメッセージ。

なおプログラムによると、この公演はこの冬WOWOW(ハイビジョン)で放映される予定だそうです。

【追記】
日曜日に会ったアダム友との会話。
少なくとも来年のアダム来日はまずないだろう。再来年来るとして、今さら「雨に唄えば」をもってくることは考えにくい。(そりゃそうだよね、いくら雨降りOKな劇場があったって;;)危険か新作か。
2008年1月、TBS敷地内の再開発ビルにオープン予定の劇場の柿落とし企画のひとつを狙ってるんだけど、どうかな?そうなると新作の方が相応しいような気も。でも新作って、ヴァンパイヤ?!(笑)

とにかく来年は危険ツアーでいっぱいいっぱいだろうから、その次のことなんて、まだ当分表に出てくるはずもなし。
その「危険な関係」も欧州ツアーというからには英国内だけじゃなくて、大陸のどこか、フランスとかドイツとか、、、回るのかな?
どうせ遠征するなら、いつもと違うところがいいなぁ。パリとか連れてってくれるといいんだけど。と、このへんになると完全に妄想モード。

ROH2「楽しい川辺」はどうなの?早く先の予定を教えてよ~。

あ、そういえばまだカレンダー頼んでなかった。
どうしよう?あまり心惹かれる写真がなかったんだけど。

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