さくらさくら2009

  • 26 千鳥が淵の月
    この季節だけは日本人に生まれてよかったと思う。

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2007年9月 9日 (日)

初生宝塚

意外に思われそうですが、宝塚の舞台見るのは本当に初めてです。
急に行けなくなった友だちからチケット譲られて、星組公演、ミュージカル「Kean(キーン)」を見てきました。

いやもうまずは暑くて暑くて。劇場たどりつくまで死にそうでした~。
少し涼しくなったかと思うとこれだもん。油断もすきもありゃしない。
TOMMY楽以来の日生劇場でしたが、劇場前で待ち合わせた友だちに教えてもらって、近くのコンビニでペットボトルを調達。すぐに開けて飲んではぁ~。生き返った。
観劇前に少し早めに着いたので、日比谷シャンテでやってた宝塚衣装展もチェックしてきました。主に大和悠河さんという方の衣装が多かったみたい。キーン主演の轟さんのも1着ありました。みんな細い。。。自分には絶対着れない。(想像するだけ虚しい)

すみません、また前置き長い。

とっても楽しかったです♪
主役キーンの轟悠さんはもちろん、プリンスオブウェールズの柚希礼音(れおんと読むのか~)さん、二人の恋のさや当てになる公爵夫人の南海まりさん、女優志望の娘役の蒼乃夕妃さん、メインキャストからアンサンブルまでみ~んな歌うまい、踊れる、かっこいい!当たり前なんだろうけど、けっこう日本のミュージカルってキャストの力量にばらつきあるのが普通と思ってたからちょっと感動。さすが「学校」出てるだけあるなー。と、まるっきり素人な感想ですみません。
元々バックステージもの大好き。
公演のあらすじに「19世紀初頭のイギリス演劇界で大スターだったエドモンド・キーンの、一人の男である自分と、役者である自分との狭間で揺れ動く姿を描きます。」なんて書いてあるから、役者としての虚像と自分自身のギャップに苦悩する男の暗~い話かと思ってたら、え~、なにこれ、もしかしてコメディでしたか??大爆笑の連続~。
これは、そういう脚色なのか、それとも轟さんという方の軽妙洒脱な持ち味のなせる技なのか?
天才的なシェークスピア役者で、情に厚く、太っ腹なので貧しい人々や友人たちの信頼も厚いけど、一方でそのお金に対する無頓着さからかさむ借金の返済に心を砕き、破産しそうだと嘆く付き人に「借金は返すものではな~い」と言ってのける。すてき~(笑)
次期国王たる王子と公爵夫人との三角関係も深刻そうで全然深刻じゃないし、しつこい追っかけ娘(笑)にも困ってそうで全然困ってないし、最後の舞台での不始末?にもあんまり落ち込んでなさそうだし。

崇めたり慕ってくる人々が求めているのは、自分自身ではなくハムレットだったりロミオだったり、ということに空しさを感じつつ、舞台の上の自分こそがキーンという男の存在そのもの♪と歌う姿は、なんだかんだいって幸せそう。

轟さんがとにかく美しいし、かっこいいから、もうそれだけで眼福眼福。あごのラインのシャープさ、顔の小ささが際立ってます。劇中劇で、ハムレットやオセロ、ロミオの舞台衣装姿が見られるのもお得~。出だしのハムレットなんか目眩するほどかっこよかったです。オセロの巻き毛もキュートだし。ポスターはちょっとアラビアのロレンスみたいだったけど(笑)

今回派手なレビューも何もなくて地味だから~と宝塚ファンの友だちがちょっと心配してましたが、いえいえ、とんでもない。パーティシーンで、燕尾服姿の男役のみなさんのダンスも堪能できたし(やっぱりそれないと宝塚見た気がしない)、ほんとに楽しかったです。
宝塚って、なにかいろいろルールがあるみたいで、ちょっとハードル高かったんですが、こんなに楽しいものなら、もうちょっと見てみたいかも。

それにしても19世紀のロンドンにも追っかけはいたってことね(笑)
いつの舞台のあそこで何を失敗したとか、セリフ違ってたとか、ちゃんとメモしてるなんて(爆)

「役者に熱を上げるのは、蜃気楼を追うようなもの」というプリンスの言葉にもドキ☆

とにかく満足な宝塚デビューでした。

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