さくらさくら2009

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2008年6月 6日 (金)

二つの訃報

今年に入って、大御所クラークの死でSF作家御三家(そんな言い方するのか知らないけどアシモフ、ハインライン、クラークのこと)もついに誰もいなくなってしまって20世紀の終わりを今さらながら感じたものだけど、今日知った訃報には、悲しいというよりもうショックでショックでショックで。

コバルト文庫でヤングアダルト小説をリードしてきた氷室冴子さんが肺がんのため亡くなりました。51歳。若い!わたしとほとんど変わりないじゃない?!知らなかった。

http://mainichi.jp/enta/mantan/book/news/20080606mog00m200033000c.html
http://www.asahi.com/obituaries/update/0606/TKY200806060232.html

「なんて素敵にジャパネスク」「ざ・ちぇんじ!」「雑居時代」「クララ白書」「アグネス白書」「シンデレラ迷宮」「恋する女たち」「さようならアルルカン」「白い少女たち」…ぜんぶ好きだけど、「なぎさボーイ」「多恵子ガール」「北里マドンナ」このセットは特別に好き。ひとつの出来事を別々の立場別の視点から重層的に描くという、実験小説としても秀逸だったけど、何より十代の恋が生き生きと描かれていて、ものすごく共感できた。読んだ頃はすでに十代ではなかったけど。
「碧の迷宮」も「銀の海 金の大地」シリーズも永遠に未完のまま、もう続きを読むことは不可能になってしまった。待ってたのに。ずっと。

当分立ち直れません。

そしてもうひとりは、大元帥こと野田昌宏さん。74歳。

http://mainichi.jp/enta/mantan/book/news/20080606mog00m200025000c.html

ポンキッキのプロデューサーとして有名かもしれないけど、わたしにとってはSFファンとして、翻訳家としての大先輩です。ん十年前、まだわたしが20代のころにテレワークに取材におじゃましたことがあって、とっても親切にしていただいたこと憶えてます。
数年前矢野徹さんのお葬式でご挨拶したとき、ガンであることを告白されて、でもその後お元気になられたとうかがってたのに。こっちもショック~

そしてごく個人的なことでいうと、母が入院しました。たいしたことはなくて、間もなく退院できそうだけど、最初聞いたときはびっくりしてオロオロしちゃいました。もうそろそろ覚悟しなくちゃいけない年齢なんだよね。

健康のありがたみを身にしみて感じるこの頃。今月初めてマンモグラフィというもの体験する予定。ちょっと楽しみ。(をい)

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コメント

氷室冴子さんの訃報は、驚きと最近執筆活動されていないようだったので、やっぱりという気持ちがないまぜになっています。
でも、やっぱりショック。しかもまだ51歳。
「クララ白書」を読んで以来、その後出版されたコバルトシリーズは全部揃え、それらは今も実家に残っています。
マンモグラフィー、いかがでした?

同じく、ものすごくショックを受けてます
私も氷室冴子さんの本は、たぶん全部揃えたかな。
読書の原点は「恋する女たち」でした。しんどい時はこれを読んで、頑張ってたな~。
おまけに、「なんて素敵にジャパネスク」のおかげで、古文は大得意の科目でした。
影響を受けた人の訃報って、悲しいですね。

>3countiesさん
ウィキによると90年代後半からほとんど執筆活動されてなかったみたいですね。あれだけ大量に良質の物語を書き続けてきて、何があったのだろうと思いますが、今はたくさんのすてきな物語をありがとう!と言いたいです。
マンモ、まだこれからですが、実はちょっとしたトラブル発生 その話はまたのちほど~。

>夕月さん
わたしも小説はぜんぶ読んだと思います。でも図書館で。最近新作はなかったけど、今もコミック誌にジャパネスクの人妻編が連載中だし、人気は衰えてないと思います。これからも作品の中の少女たちは同時代の少女の共感を得ながら永遠に生き続けるでしょう。

さようなら、氷室さん。ご冥福をお祈りします。

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