さくらさくら2009

  • 26 千鳥が淵の月
    この季節だけは日本人に生まれてよかったと思う。

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2010年3月 2日 (火)

Heading Out there... thataway その先へ

バンクーバー五輪が終わりました。閉会式での選手たちのリラックスした表情にみんなそれぞれオリンピックを楽しんだことがうかがえて、微笑ましかったです。

次回はロシアのソチでの開催ということで、ロシア勢の出演者が豪華でしたね~。ゲルギーの指揮で赤の広場でバーチャル演奏、ボリショイやマリインスキーのダンサー(パッと見顔は見憶えあっても名前が出てこなくて悲しい)がどっさり。アイスダンスのナフカ&コスタマロフまで!

土曜日に関西から帰宅して、週末はずっと女子ショートからフリー、そしてEXのライブ映像(もちろん録画)をチェックしてました。

最終組のうち、キムヨナちゃんと真央ちゃんの演技だけは、友だちのワンセグで見せてもらってたんですけどね。小さな画面でもキムヨナちゃんのよどみない流れの美しいスケーティングはわかったし、真央ちゃんが何かにトウを引っかけてひとつのジャンプを失敗した時には、ああ…と大きなため息が。

結果にはまったく文句はありません。キムヨナちゃんは金メダルにふさわしい素晴らしい演技をしたと思うし、真央ちゃんがパーフェクトではなかったのも事実だし。

でも昨日の総集編で武史くんも言ってたと思うけど、女子のトリプルアクセルに対する評価がもう少し高くてもいいんじゃないか、ソロジャンプでもコンボでもトリプルアクセルの基礎点もっと高くしてもいいはずだ、とは思います。記憶だけなので違うかもしれませんが、今の採点方式になったときのトライアルバージョンでは、四回転と三回転半ジャンプ、およびそのコンボについての基礎点は他のジャンプよりずっと高かったような記憶があるんですが。それでジャンプ偏重すぎと思ったような?いつの間にこんなに差がなくなっちゃったんでしょうか。

でも。得点ではなく。メダルの色でもなく。真央ちゃんはすごいことをやり遂げた。そのことは誇りに思っていいはずです。女子で初めてのSPでのトリプルアクセル、初めてのフリーで2回のトリプルアクセル、しかも一回はコンボ。初めての通算3回のトリプルアクセル成功。不調のシーズンを乗り越えて、この大舞台で挑戦、成功した大技。

そして回りに何を言われても変えなかったプログラム。真央ちゃんらしくないとか、イメージと違いすぎるとか言われ続けたけど、抑圧された人々の自由を求める魂の叫びという難しいテーマを重厚な音楽でりっぱに表現してた。わたしにはほんとうの自分らしさを求め、新しい自分に挑戦する真央ちゃん自身の苦しみや闘志と重なって見えた。自由の鐘はちゃんと聞こえたよ。

だから銀メダルだって泣かなくていいのよ。外部からのプレッシャーや自分自身との闘いを(タラソワさんの課題どおり)「乗り越えて」つかんだ銀メダル。金メダルと同じかそれ以上の価値があるんだから。

でもあの涙は負けたからというより、目標にしてた完全なプログラムをこなせなかった自分への悔しさじゃないかと思うんだけど。

だってある意味勝つことより最高の技と表現を達成することを優先したプログラムだったしね、元々。わたしはちゃんと計算してみなかったけど、基礎点だけならキムヨナちゃんに勝てないプログラム構成だったんでしょ。それでもトリプルアクセルにこだわり、鐘の表現にこだわった。アスリートらしい、あるいは日本人らしいストイックな精神性で。

次の目標、トリノ・ワールドで鐘の完成形を期待してます。

ソチを目指すような発言もあったらしいから、また4年後に期待。とは言うものの4年の間にはまた何が起こるかわからないし。しつこく言うけど金メダルのためじゃなくてね。それもあるけどね。

それにしても女子最終組6人ともすごかった~。

↑ここまで下書きのまま1週間近くも過ぎちゃった。

すっかり賞味期限切れですが、五輪直後の感想ってことで残しておきます。

【さらに追記】
真央ちゃんのことばかり書きましたが、美姫ちゃんも落ち着いたいい演技だったと思うし、あっこちゃんは本当にもぉ~、よかったね!!って一緒に泣いちゃうような演技だったし、未来ちゃん!最終滑走であの演技はすごいよ。これはソチと言わずすぐにもトップを争うメンバーに入ってきそう。ロシェットの祈りのように透明な演技も印象的でした。

あまりコメントできなかったけど、最近あまり映像で見ることのできないペアやアイスダンスも堪能しました。アメリカ組のファントムもよかったけど、カナダのダンスチームいいねぇ。アルベールビルのクリモワ&ポノマレンコのアリアを彷彿とさせるような美しいプログラムでした。あのとき銀のデュシュネイ兄妹のフリープログラムはやっぱりミュージカルでウェストサイドストーリーだったことも思い出します。今回ロシアの金メダルがなかったことで、関係者は辞職に追い込まれそうとかいうニュースを聞きましたがう~ん、それもどうなのかな。お国柄というか。悠子ちゃん、だいじょうぶかなと心配に。

みんなみんながんばったよね。わたしがフィギュアが好きなのは、見てて、人間ってこんなにも美しくなれる、こんなにも強くなれる、こんなにも真っすぐ一途になれる、だからその未来も自分の明日も信じていいんだって思えるから。(単純、短絡、楽観過ぎともいう)どんなスポーツでもそうなのかもしれないけど、美と技をバランスよく追求しなければいけないフィギュアスケートだから特に感動をくれるのだと思います。札幌五輪以来、見るだけは長く続いてるのもそのおかげかな。

シーズンはまだこれから本番!ワールドでも楽しませていただきますよ。

その前にHDD整理しないと

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