これまたレポが遅くなりましたが、先週見た舞台です。
2008年1月31日(木)18:00~
青山劇場
新感線プロデュース
いのうえ歌舞伎☆號『IZO』
作:青木豪
演出:いのうえひでのり
出演:森田 剛 / 戸田恵梨香 田辺誠一 / 千葉哲也 粟根まこと 池田鉄洋 山内圭哉 逆木圭一郎 右近健一 河野まさと インディ高橋 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ 村木仁 川原正嗣 前田 悟 他 / 木場勝己 / 西岡 德馬
公演情報(dippsサイト)
http://www.dipps.co.jp/stage/izo/
これまで新感線でジャニ系のものは避けてきたのは、アイドル主演の舞台なんて期待できないと思ってたし、第一チケット取れないから。今回はたまたま友だちが余りチケット譲ってくれたので(最近このパターン多い)見ることができました。
いやいやいや~、失礼しました~!
V6の森田剛くん、実はテレビでもほとんど見たことないですが、よかったです。劇団☆新感線の舞台は荒神に続き2度目。
正直な印象を書いてしまうと、思ったより小柄で痩せてて、姿勢も悪くむしろ貧相と言ってもいい。なんかジャニーズというと華やかなイケメンのイメージ(きらっ☆)だったからこれはちょっとびっくり。でもそのちょっと惨めな捨て犬っぽい雰囲気が役にぴったり!っていうか、あれって役作りですかね(笑)少しハスキーな声も哀れっぽくて。武市半平太を慕う気持ちがいじらしくてね。その気持ちを利用されてるとも知らずに。
幕末の激動の時代に、人斬りサムライとしてしか生きることのできなかったピュアで不器用な男の哀愁が少し歪んだ肩のあたりに漂って、もう後半は涙涙。
マンサクの黄色い花が雪のように舞うラストシーンは美しすぎて。ほとんど号泣寸前でした。
シルエットをうまく使ったり、時間の流れや季節の移り変わりをシルクスクリーンに映し出す演出も美しく、映像技術は「TOMMY」からさらに進化してる感じですね。そして相変わらずの素晴らしい照明効果!
さらにびっくりだったのが、これが初舞台という戸田恵梨香さん。いやもう堂々たる舞台度胸と確かな演技力に脱帽です。最近ジャニーズに限らずテレビや映像系の人が舞台デビューするのが流行り?みたいですが(キルの妻夫木くんやヒロスエもそうだよね)、やっぱり生のお客を相手に演ずるというのは特別な魅力があるんでしょうね。
最後まで幼なじみの以蔵を思う一途さ、健気さ、気の強さも生き生きと演じて可愛かったです。悲劇なんだけど、最後に以蔵とおままごとでも三々九度できてよかったね、って思いました。
若い二人を取り囲むベテランの顔ぶれもそれぞれ味があってよかった。土佐藩主西岡德馬さん、さすがの存在感、悪徳代官とかも似合いそう。田辺誠一さん、テレビで見るのと全然ちがう~。ある意味悪役なんだけど、やはり時代の流れの中で散っていく最期が潔くて哀しかった。
そしておなじみ新感線メンバー、粟根さん(メガネしてなかった?!)の勝海舟や右近ちゃんの公家さん、逆木さん、村木さん、河野さん、川原さん、中谷さん、ほかみんなに会えてうれしかった~。古田さんがいないけど、夏に五右衛門でね~。
新感線には珍しくほとんどお笑いのない、緊張感のはりつめたまじめな?お芝居ですが、見ごたえありました。見られてよかった。
一般のレビューでは岩城京子さんの日経トレンディネットの記事が詳しいです。
この画像見て鳥肌立った。そうそう、このシーン、パノラマチックですごかった。
もうちょっと後ろから見た方がよかったかも。3列目のセンターブロックという、かぶりつき席だったもんで。って贅沢ですね。
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